冬の大三角など 気仙沼の星空 20250128

 こんにちは、ヨコミーです。
 ここは気仙沼市本吉町風の丘。
 今日1月31日は、昨日に引き続き、大変な強風でした。我が家に来ていた方々もビックリ。風力発電が出来そうだと(^_^;) そして作業を終えた夕方、日陰には昨日の雪が未だ残っていました。寒い訳です(>_<)
 一般的な季節風は「北風」と言いますが、本当に北から吹いてくるのでしょうか? 風の丘では主に西から西南西方向から吹いてきます。
 いつか仕事で、気仙沼で吹く風の統計を見せて頂いたことがありましたが、凡そ北西でした。風の丘が有る大谷(おおや)地区や北隣の階上地区は北西側にちょっと大きな山が連なっていて、その山並みの南側を季節風が回って来るのでしょう。

 さて、まだ空師や杣人、庭師の真似事が忙しく、写真整理の時間が余り取れません(>_<) 昼寝も無し(^_^;)
 今週は赤松や杉を数本切りました。枯れて倒れたり、倒れかかっている赤松の処理にも手を出していましたが、今日切った枯れかかった赤松は、なんとちょっとだけ倒れただけで他の広葉樹に引っ掛かり、宙づり(>_<) うーん、手強い(^_^;) 太い竹は重いです(>_<)

 そんな訳で、頼みのネタは、やはり「星」(^_^;)
 フィルム時代は、フィルムの都合やレンズの収差で明るい星が大きく写り、星座の形がハッキリと分かったものですが、デジタル時代になったらシャープになり、星座の形が分かりにくくなってきました。
 個人的には星座を撮ったり、星景写真といって風景と星を1コマに写し込む写真は、余り時間が無く取り組んでいません。ただ展示等で使うことが有り、昨年か、大きな星が滲むフィルターを購入しました。でも、なかなか時間が無く、フィルターを使って撮る機会は少ないです。
 今回、冬の星座説明に使おうと、重い腰をやっと上げた次第です。

20250128215609 冬の星座ぼかしフィルター付き w1920 DSC_6339 ojx80.jpg
 1月28日の22時近く、冬の星座を横位置で撮影しました。が、欲を言えば右上、ぎょしゃ座の1等星カペラが欠けました(>_<) 宿題(^_^;)

20250128215609 冬の星座 説明付き w1280 DSC_6339 ojx80.jpg
 こちらは説明用です。
 オリオン座のベテルギウス、こいぬ座のプロキオン、おおいぬ座のシリウスで形作るのが「冬の大三角」です。右上から左下にかけて冬の天の川も薄く見えます。
 火星と木星は1週間も違うとズレますので注意が必要です。
 北から南西は高速道のインター、東に道の駅という光害源が有る、ヨコミー家の庭先からでした。

 世界中の何処でも、星空を安心して眺めることが出来る様に、平和と安全・安心、公平な社会となることを祈り、本日もお終いm(_ _)m

この記事へのコメント

2025年02月02日 10:45
さすが天体に精通しておられるので、詳しいですね^^。
いろいろ勉強になります(^^♪。
2025年02月04日 08:56
ヨコミーさんソフトフィルター効果で星座も分かり教育的にも視覚的にも綺麗な画像ですね。数年間に後レンズに取り付ける星景写真ご用達のLeeフィルターが販売中止となりオークションでもバカ高い価格で取引されているようですので同じようなフィルターを入手されて良かったですね、また春から夏にかけての星座も楽しみにしています
2025年02月15日 00:47
こんにちは、 drumusukoさん。いつもありがとうございます。またまた反応が遅れ、すみませんm(_ _)m
 生まれたときから天を見ているとかで、母方の婆は精神科へ連れて行こうとしたとか(^_^;)
2025年02月15日 00:55
こんにちは、 かずさん。ありがとうございます。遅れてすみませんm(_ _)m
 私は芸術派では無いので、ハッキリクッキリを求めていましたが、さすがデジタル時代になると明るい星が割と小さく写り、他人様に見せるには星座の形も判りづらいなぁ...との思いで初めてのぼかしフィルター購入となりました。
 レンズ後玉や受光面に付けるやつは、効果の程度は判りませんが、他社からも出ているようなので、装着出来るか調べてみますが、まあ私はあの20mmをカバー出来る今のやつで満足かも。ただ魚眼だけはなんとかしたいですね(^_^)v
2025年02月15日 06:15
星の写真を撮りたいのですが、適正なシャッタースピードや露出が良く分からないです。。。
素晴らしいお写真ですね(^_^)
2025年02月26日 01:39
こんにちは、ぼんさんさん。ありがとうございます。遅い反応ですみませんm(_ _)m
 星の写真は、簡単には三脚を使った固定撮影かと。星は日周運動で動きますから、標準レンズより広角が良いです。絞りは開放で良いですが周辺の減光や収差が目立つなら1段かもう少し絞ってみます。感度はISO1600~6400程度かと。露出時間は星が動かない程度に留めたいです。具体的には例えば広角のフルサイズ換算で28mm、F2~4、ISO3200、10秒露出で試しましょう。星が動かないで暗いならISO6400にしたり、絞りを開けるとか。星が伸びない範囲で露出時間を少し伸ばしてもいいです。逆に明る過ぎれば感度を下ろしたり、絞ったり、露出時間を身近くしましょう。なお星は、東から南の中天を通り西に至る天の赤道よりも、両極に近付くにつれて動きがゆっくりとしますので、露出時間を少し延ばしても星の動きは目立ちません。これらのコマを比較明で重ね、星の日周運動を表現することも出来ます。お試しをm(_ _)m